東洋計量史資料館
こんにちは、当資料館マスコットのかっぱです。
みなさん夏休みは満喫しましたか?私はたくさん水遊びをしました!
暦の上では季節が秋になり当資料館のある松本でも、風が涼しく感じたり、秋の気配が感じられるようになってきました。
暑い日もありますが、あとわずか、残暑を乗り切りましょう。
それでは、前回に引続き、「東計会」で紹介した「市政裁判所の枡」をご紹介いたします。
こちらは「市政裁判所」の検定印(焼印)が押されている枡で、別名「鎮台枡(ちんだいます)」ともいわれています。
お米などを計るときに使われていました。
実はこの市政裁判所の検定印がある枡は、2ヵ月間限定で作られていた枡なんです。
短期間=製造数量が少ない=貴重!という訳です。
この枡の検定印は、丸の枠中に「市政裁判所」と文字の入っているのが特徴的です。
(下記画像)
<市政裁判所とは??>
江戸幕府から明治の新政府に変わったとき、旧幕府の町奉行所から名を改めた「市政裁判所」という機関が作られました。
新政府の行政機関「東京府(東京都庁の前身)」を設置するまでの重要な架け橋として、2ヶ月間(明治元年戊辰五月十九日から同年七月十七日まで)だけおかれた機関です。
また時を同じくして、寺社奉行所は社寺裁判所。 勘定奉行所は民政裁判所に変わったとされています。
夏といえば、花火大会がたくさん開催されますよね。
この夏は、諏訪湖(長野県)で開催された「諏訪湖祭湖上花火大会」に行って来ました。4万発の花火が次々に打ち上げられ、夏の夜空を美しく彩っていました。
国内最大級でもあるこの花火大会は、とにかく迫力満点。
色鮮やかな大きな花火と、山や湖に反響した花火の音が、耳や体に「ドン、ドン」と響いてきたり。中には「顔の形」や「ハートの形」をしたかわいらしい花火もありました。
諏訪湖ならではの、湖上スターマインや、長さ2kmにもわたるナイヤガラは必見です!