東洋計量史資料館

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2011年8月26日 江戸から明治へ 「市政裁判所の枡」

イメージ:資料館のマスコット「かっぱ」

こんにちは、当資料館マスコットのかっぱです。
みなさん夏休みは満喫しましたか?私はたくさん水遊びをしました!
暦の上では季節が秋になり当資料館のある松本でも、風が涼しく感じたり、秋の気配が感じられるようになってきました。
暑い日もありますが、あとわずか、残暑を乗り切りましょう。


それでは、前回に引続き、「東計会」で紹介した「市政裁判所の枡」をご紹介いたします。

 

市政裁判所が検定した枡

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市制裁判所の検定印が押された枡

こちらは「市政裁判所」の検定印(焼印)が押されている枡で、別名「鎮台枡(ちんだいます)」ともいわれています。

お米などを計るときに使われていました。

 

実はこの市政裁判所の検定印がある枡は、2ヵ月間限定で作られていた枡なんです。

 

短期間=製造数量が少ない=貴重!という訳です。

 

この枡の検定印は、丸の枠中に「市政裁判所」と文字の入っているのが特徴的です。

(下記画像)

 

 コレクション「枡」

 

<市政裁判所とは??>

江戸幕府から明治の新政府に変わったとき、旧幕府の町奉行所から名を改めた「市政裁判所」という機関が作られました。

新政府の行政機関「東京府(東京都庁の前身)」を設置するまでの重要な架け橋として、2ヶ月間(明治元年戊辰五月十九日から同年七月十七日まで)だけおかれた機関です。

また時を同じくして、寺社奉行所は社寺裁判所。 勘定奉行所は民政裁判所に変わったとされています。

 

 

 

 

 

 

 

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検定印の拡大

夏の風物詩 花火大会

夏といえば、花火大会がたくさん開催されますよね。

この夏は、諏訪湖(長野県)で開催された「諏訪湖祭湖上花火大会」に行って来ました。4万発の花火が次々に打ち上げられ、夏の夜空を美しく彩っていました。

 

国内最大級でもあるこの花火大会は、とにかく迫力満点。

色鮮やかな大きな花火と、山や湖に反響した花火の音が、耳や体に「ドン、ドン」と響いてきたり。中には「顔の形」や「ハートの形」をしたかわいらしい花火もありました。

諏訪湖ならではの、湖上スターマインや、長さ2kmにもわたるナイヤガラは必見です!

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