東洋計量史資料館

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11月1日「東洋計量史資料館」オープン講演会、無料一般公開開催のご報告 2014年11月14日

東洋計器(株)(松本市)では、松本市埋橋への「東洋計量史資料館」開館を記念し、オープン初日の11月1日、講演会ならびに無料一般公開を開催いたしました。当日は、地元松本地域のほか、「秤乃館」のあった三重県など全国各地から200名以上のお客様にお越しいただきました。

ご来館いただきました皆様方におかれましては、心より厚く御礼申し上げます。

 

開館記念式典

当日は講演会と無料一般公開に先立ちまして、関係者にて開館記念式典を執り行いました。

式典では、神事やテープカットのほか、当館館長(東洋計器(株)社長 土田泰秀)挨拶や小林健藏氏のご挨拶、祝電披露などを行い、参加者一同にて資料館開館を祝しました。
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テープカット

講演会

引き続き、当館の主な所蔵品を収集された、小林健藏氏(「秤乃館(2014年3月閉館)」館長)の講演会を開催いたしました。『秤と人との出会い』と題し、秤の魅力や、秤を通じて小林氏が出会った5人の方々との交流、更には当館への資料ご寄贈の経緯など、大変興味深いご講演をいただきました。 満員のお客様を前に、45分間にわたる熱気ある講演会となりました。
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小林健藏氏

無料一般公開

無料一般公開では、当館の常設展示スペースを初公開いたしました。 当館の展示スペースは「蚕糸業の間」「度量衡の間」「海外の間」「重量計の間」「大型の間」の5室約300平方メートルから成り、現存する最古の「針口天秤」、武田信玄が規格を定めた「甲州枡」、神家・守隨家「皿桿秤」の壁面展示など、平安時代から現代に至る約3,000点の度量衡器が展示されています。所蔵数は1万2千点に及ぶ、国内最大の計量史展示館となります。 訪れた皆様は、当地初披露となる度量衡器の数々を興味深くご覧いただき、また当館学芸委員の説明に熱心に聞き入っていらっしゃいました。
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展示室風景『度量衡の間』

東洋計器(株)では、東洋計量史資料館を通じ、計量業界発展のため、微力ながら精進して参る所存でございます。
今後とも、皆様のご来館を心よりお待ちしております。

 

                                                         東洋計量史資料館 一同

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