東洋計量史資料館
東洋計量史資料館(松本市、土田泰秀館長)は、8月20日(火)から「世界標準 時代を計るものさし【年縞】と【計量は文明の母】特別展」を開催しております。
開催期間:2019年8月20日(火)より約1年半
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✿ 世界標準 時代を計るものさし【年縞】
福井県水月湖の湖底から、7万年にわたり静かに乱されることなく沈殿した45メートルの地層が掘削されました。
一年で一つの縞が形成されており、これを「年縞」と呼びます。
7万年分のこのような地層が掘削されたのは世界初であり、水月湖は奇跡の湖と称されております。
この水月湖の「年縞」が、2012年7月13日、フランスユネスコ本部 世界放射性炭素会議総会で、時代を決める世界標準のものさしとして認定されました。
「年縞」に含まれている放射性炭素C14により年代特定ができます。
また「年縞」には、火山灰や花粉などが含まれており、その時代の地球環境を推定できるタイムカプセルでもあります。
福井県では、世界的な発見である年縞を展示する「福井県年縞博物館」を、昨年建設しました。
年縞展示にあたり、要請を受け東洋計量史資料館から古い計量機器の協力出展を行いました。
このほど、そのご縁で年縞の7万年分のデータと、一部、約1000年分の年縞現物を、当館で展示することとなりました。
✿ 特別展開催セレモニー
特別展の開催を記念し、8月20日(火)13時30分から「開催セレモニー」を実施、報道関係者に公開いたしました。
セレモニーでは、当館館長(東洋計器(株) 土田泰秀)挨拶やテープカットのほか、山根一眞氏(「福井県年縞博物館」特別館長)・
美谷島和浩氏(長野県計量検定所 所長)にご挨拶いただきました。
また、土田館長による特別展展示品のご紹介を行いました。
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東洋計器(株)では、東洋計量史資料館を通じ、計量業界発展のため、微力ながら精進して参る所存でございます。
今後とも、皆様のご来館を心よりお待ちしております。
東洋計量史資料館一同