多種多様な花色と花姿が魅力の雪割草が、今年もたくさん咲きました。
可憐な花を咲かせますが、真冬の雪の下でも常緑で雪を割って生長することから「雪割草」と呼ばれるようになったといわれる、とてもたくましい山野草です。

早春に花を咲かせるフクジュソウは、一番に春を告げるという意味から、江戸時代には「福告ぐ草（フクツグソウ）」と呼ばれていました。その後この名前が転じて、「福寿草（フクジュソウ）」となったそうです。

ヒュウガミズキは、穂のように垂れる薄黄色の花をつけます。開花時期に葉は無く、花が終わる頃に赤みを帯びた新芽が出てきます。

ボケは、ふっくらとした丸みのある花を咲かせます。洋ナシに似た形の香りの良い果実がなり、生食はできませんが、ジャムや果実酒などに利用されています。

アセビは、鈴なりに釣鐘型の花をつけます。自生する基本種の花色は白ですが、園芸品種として赤色やピンク色のアセビもあるそうです。

木からキノコが生えていました。
キノコに詳しい社員に聞いたところ、ヒラタケだそうです。味が濃く、美味しいキノコです。

とても可愛らしい紅白の梅の花です。蜜を吸いに来たのか、花に止まる蝶も見つけました。

3月の終わりにはまだほとんど開花していなかった桜も、入社式を迎える頃にはすっかり満開となりました。
まるで新社会人の門出を祝っているかのように、綺麗に咲き誇っています。

早春の花といわれる梅と開花時期が異なる桜が同時期に咲いていて、暖かな陽気が続いていた今年ならではの風景ですね。

こちらは、とある日の一枚です。
虹と桜のコラボレーションはとても綺麗でした。