相澤病院 太陽光発電システム導入
資源エネルギー有効活用で環境貢献
2012年1月11日
社会医療法人財団慈泉会相澤病院(松本市 相澤孝夫理事長)は、資源エネルギーの有効活用と省エネに対する意識の向上を目的に、病院の屋上に太陽光発電システムを設置し、5日より本格稼働しました。
陸屋根設置された太陽光発電モジュールは、三菱電機製の産業用「PV-MGJ250ACF」40枚で、発電容量は10kWです。屋上には救急ヘリポートが設置されているため、モジュールは低反射型のものを採用し、反射光が邪魔にならないよう配慮しました。発電した電気は病院内で使用されます。また、正面の玄関ホールには電力モニターを設置し、現在の発電量などを表示します。
相澤理事長は、「東日本大震災によってエネルギー確保の問題がクローズアップされているが、私どもの病院ではそれ以前からクリーンエネルギーを採り入れるべく、太陽光発電を検討していた。今回、東洋計器の協力により、最初の設置が完了した。しかし、現在の太陽光パネルの持つ発電能力と病院の規模からして病院全体の需要を賄うことは難しいので、今後順次増やしていきクリーンエネルギーの比率を高めていく方針」としています。
今回の設置にあたり、設計から施工までを東洋計器(株)(松本市 土田泰秀社長)が担当しました。
相澤病院は8月より上映されていた映画「神様のカルテ」のモデルとなった病院です。