IoT-Smart7R R4水道による見守りサービス KIZUKI
概要
水道による高齢者見守りシステムKIZUKIは、水を計る水道メーターを利用して、家族と離れて暮らす高齢者の方の安否を見守るサービスです。
水道は食事の支度や入浴など生活に欠かせない資源であり、いつもと同じように使っていれば、健康で安全な生活を送っていることが分かります。このような特性を利用し、離れて暮らす家族などへ安否状況を自動的にお知らせします。
特長
「見守られる方」は、普段の生活をするだけです
このサービスは、水道メーターとLPWA送信機IoT-Rを通じて、水の利用状況を送信するしくみのため、室内に特別な機械を設置する必要がありません。見守られる方は普段の生活をしていただければ、プライバシーを侵さずそっと見守ります。
一日の活動が始まったことを「元気メール」で伝えます
見守られる方が、朝起きて水道を一定量使用すると、離れて暮らす家族など、見守る方の登録アドレスに「元気メール」が届きます。このしくみにより、今日も活動が始まったことを、毎日確認することができます。
水の使用状況から生活リズムの異変に気づくきっかけに
長時間水道が使われない、または、一定時間以上水が流れっ放しになっている。そんな時には、見守る方の登録アドレスに「異変メール」が送られます。いつもと違う様子にいち早く気づければ、電話などで状況を確認するきっかけとなります。
LPWA送信機IoT-Rの活用で、より使いやすいサービスが提供可能に
見守り装置として使用する送信機IoT-Rは、固定電話回線などに依存せずに通信が可能で、通信は定額のため従来よりも安価に運用できます。また、双方向通信により、センターから遠隔で設定することができるようになりました。電話回線を使用しないので、IoT-Rを設置する際の施工性も格段にアップしました。
システム構成
ご自宅の水道メーターが水の使用状況を把握、受信センターを通して、見守る人たちに状況に応じたメールが送られます。
運用イメージ
受信メール例
見守りサービス利用者の声
- 認知症の傾向がある一人暮らしの義母について、逐一連絡することがなく日常生活を送れていることを確認することができたことは大変良かった。
- 朝、起きてスマートフォンで、今日も普段通り同じ時間帯に水を使っているということが確認できるので、母親に何も起こっていないことに安心している。
- 祖父母の見守りサービスでしたが、利用開始にあたり連絡するきっかけになった。また、距離的にもすごく近くなったように感じることができた。
- 一人暮らしの母親は、まだまだ元気だが、70歳を超えてからは怪我をしたりして、心配している。頻繁に連絡をするのは、お互い負担のため毎日元気メールが来たり、使い方から生活のリズムが確認できるので、とてもありがたい。大袈裟に特別な機械をつけなくていいのも気に入っている。同じ情報を遠く離れた妹も見ることができるため、コロナ禍でなかなか帰ることができないが、安心できると喜んでいる。
Webサイトにおける利用状況確認の推奨環境
- スマートフォン対応OS
Android 8.0以上／iOS 11以上 - パソコンブラウザ
Safari/ Google Chrome/ Microsoft Edge
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