(株)東陽 社屋屋根に産業用太陽光発電システムを設置
2012年4月28日
岡谷酸素(株)(岡谷市 野口行敏社長)がガスを供給している(株)東陽(塩尻市 吉江慎太郎社長)において、産業用太陽光発電システム113.22kWの設置が完了し、3月より発電を開始しました。
(株)東陽はデジタルカメラなどの各種部品を製造するメーカーです。工場全体のエネルギーを見直したいとの相談を受け、岡谷酸素(株)より産業用太陽光発電システムを提案しました。
産業用太陽光発電システムに関し、電気ピークカット効果と環境貢献が評価され、設置が決定されました。施工は岡谷酸素(株)指揮のもと、東洋計器(株)(松本市 土田泰秀社長)が協力しました。
モジュールはリーセンエナジー製(発電容量113.22kW・612枚)を設置しました。リーセンエナジーは中国屈指のモジュールメーカーで、欧州においてメガソーラーの実績が多く、国内品に比べ廉価であることから、採用されました。
パワーコンディショナは安川電機製10kWを三相9台・単相1台取り付けました。単相に自立運転コンセントを付加し、万一の停電時に備えています。またエネ革税制により遇税制上の特別優遇を受けました。
(株)東陽の吉江社長は「地元企業に施工を担当してもらえるのは安心。何かあった場合すぐに相談できるのは有難い」と話されています。
岡谷酸素(株)営業部環境・空調課高田主任は「当社はエネルギー供給会社として現場で培った経験に基づき、既存設備の合理化から省エネ機器の導入まで、エネルギーコスト削減に対する総合的な提案を行っている。これからもガスの経済性・環境性・安全性などをPRし、一般家庭からエネルギー管理指定工場に至るまでトータルでエネルギーをコーディネートし、お客様のニーズに合った提案をしていきたい」とし、ガスをベースとした総合テクニカル商社を目指していく方針です。