東洋計器(株)
ガス充填所屋根に太陽光発電システム設置サポート第1号が設置完了
2013年3月8日
東洋計器(株)(松本市 土田泰秀社長)は、このほど、ガス充填所の屋根への太陽光発電システム導入の第1号となる設置工事を完了しました。
今回設置したのは、井上商工(株)(鹿児島市 長野正郎社長)の大隅営業所の充填所(シャープ製23kW)で、系統連系は本年3月の予定です。
今回の設置は井上商工(株)からご要望を受けたもので、設置許可についての相談を含め、全面的に東洋計器(株)で協力させていただきました。
設置にあたり、充填所に関する制約に関しては、次の対策により安全を確保し、了解が得られました。
- 太陽光パネルと安全弁の放出管の間は、2メートル以上離す
- パワーコンディショナ及びケーブルは、向かいの別の建物に設置
- 爆発など万一の場合、爆風を上方に抜けさせるため、折板屋根に変更
また防爆対策に関しては、太陽光パネルを設置した場合、屋根により完全に下と隔離されるため、問題ないと判断されました。
充填所の屋根へのシステム設置には、多くのメリットがあります。
- 屋根面積が広いため、多くのパネルを設置でき、多くの発電量が期待できる
- 全量買取制度の利用により、売電で経済効果が期待できる
- グリーン投資減税制度により、税制上のメリットが得られる
また「二重屋根効果」も太陽光発電システム設置のメリットとして挙げられます。太陽光パネルと架台が屋根の断熱材の役目を果たすため、夏場は温度上昇を抑える効果も得られます。
東洋計器(株)は、平成21年7月より太陽光発電事業を推進しており、現在契約ベースで、累計設置容量20MW(メガソーラー20基分)を超えています。今回の設置を通じて得られたノウハウを活用し、全国のガス事業者様のお役に立ちたいと考えています。