東洋計器(株)敷地内にニュートンのりんごが実る
2014年8月20日
東洋計器(株)(松本市 土田泰秀社長)では、自社社屋前のらいちょうの森に植栽されている「ニュートンのりんごの木」に、りんごの実が実りました。この「ニュートンりんごの木」は東京大学大学院理学系研究科附属植物園(通称:小石川植物園)から2012年に分譲いただいたもので、りんごが実るのは今年が初めてのことです。りんごの実は、直径10cmほどに赤く色づいており、ニュートンの偉業を現在に伝えています。
アイザック・ニュートン(1643~1727)は、りんごの実が木から落ちるのを見て「万有引力の法則」を発見したと言われています。1964年、その由緒あるりんごの接ぎ木苗が、英国国立物理学研究所長 ゴードン・ザザランド卿から当時の日本学士院長 柴田雄次博士に贈られ、東京大学大学院理学系研究科附属植物園に植栽されています。東洋計器(株)の「ニュートンのりんごの木」は、同植物園から2012年春に「メンデルのぶどうの木」とともに分譲されたものです。
東洋計器(株)では、木の近くにニュートンとメンデルのイラスト看板を設置し、2012年秋から一般公開を行っており、2人の偉業を知る“生き証人”として好評を博してきました。今年、そのりんごの木に5月から花が咲き始め、6月に一つのりんごの実がなり、赤く色づいたその実は現在直径10cmほどにまで成長しています。
東洋計器(株)では、今後も「ニュートンのりんごの木」を通じて、工場見学に訪れた地元の小学生などに計量の価値を伝え、理科への関心をもってもらうきっかけにしていきたいと考えています。