東洋計器(株) 「料金表統合化ソフト」を開発
2015年12月21日
東洋計器(株)(松本市 土田泰秀社長)は、LPガス事業体向けに「料金表統合化ソフト」を開発しました。
エネルギー小売自由化の拡大に伴い、都市ガス・電気と同様に、LPガス料金の基本となる料金表が重要視されています。新たに開発した「料金表統合化ソフト」を活用することで、多種類ある料金表を統合化するとともに、試算された料金表を変更した場合、売上額がどう変化するかなどをシミュレーションできます。
なお、本ソフトは、関東アストモスガス(株)(現 アストモスリテイリング(株)関東カンパニー)のご協力を得て開発しました。
東洋計器(株)は、ガスを分けて計る日本初のビジネスモデルである「新・料金メニュー」を開発し、15年にわたり、実運用の提案をしてきました。
これまでに、LPガス・簡易ガス・都市ガス各事業体に多くの運用実績を持ち、料金メニューの選択などを含め、豊富な導入ノウハウを蓄積しています。
今回のLPガス事業体向け「料金表統合化ソフト」では、現在ある複数の料金表と、供給先個別の月別ガス使用量をインプットすると、ユーザー数の分布などを考慮して基本となる新料金表の割出しが行なえます。
又、現行料金表による現在の売上、算定された基本料金表による売上、及び「新・料金メニュー」導入時の売上が、自動計算されます。
更に、現行売上を維持するために、給湯帯、暖房帯の世帯を何件増加させればよいかなども算出されます。いずれも個別住宅・集合住宅別での試算も可能となっています。
又、現行料金表による現在の売上、算定された基本料金表による売上、及び「新・料金メニュー」導入時の売上が、自動計算されます。
更に、現行売上を維持するために、給湯帯、暖房帯の世帯を何件増加させればよいかなども算出されます。いずれも個別住宅・集合住宅別での試算も可能となっています。
同ソフトには、給湯や暖房を使用のお客様が選ぶ用途別料金メニュー、時間帯別料金メニューなど、過去に蓄積したデータが組入れられています。東洋計器(株)の「新・料金メニュー」は、お客様がガスを賢く使うことでコストメリットが得られるため、ガス器具の拡販ができ、ガス事業者側の増収増益にも極めて有効です。
エネルギーの新時代を迎え、お客様に選ばれるLPガスとして、多様化するニーズに応えられる東洋計器(株)の「新・料金メニュー」並びに「料金表統合化ソフト」は大きく期待されています。
東洋計器(株)では、本ソフトを通じて、「ガスの時代を創る」ため、LP業界発展に寄与していく方針です。