正起ガス 構造改善事業で東洋計器製「タッチ検針対応超音波メーターPR型」を活用
2017年2月7日
正起ガス株式会社(本社新居浜市・妹尾 次郎社長)では、平成28年度の「LPガス構造改善支援事業」を活用して、東洋計器製の「タッチ検針対応超音波メーターPR型」の導入を図っている。
同社では、東洋計器製の「分計メーター・PR型」を設置し、ガス需要の拡大を図ると共に、東洋計器が新たに開発した「タッチ検針」を導入し検針業務の合理化を進めるため、本事業を行っている。
「タッチ検針対応超音波メーターPR型」200台と、分計機能付きのマイコンS・PR型メーターに「タッチ検針ユニット」を接続した83台の合計283世帯に設置し、事業推進を行っている。
給湯帯・暖房帯など用途別に分計し用途別ガス単価打ち出すことで、お客様のガス利用拡大を促しており、ガスファンヒーターを中心に販売が順調に進んでいる。
また、新たに取り入れた「タッチ検針」は、超音波メーター、もしくは外付けタイプのユニットに内蔵された通信カードに、専用のスマートフォンを近づけると、直ちに検針情報や保安情報が読み取れ、その情報が手持ちのハンディターミナルにBluetoothで送られ、請求書が印字される。
誤検針が起こらないとともに、毎月決まった日時に検針が行えるので、お客様サービスの向上にも繋がっている。
「タッチ検針」は、簡便で確実に検針ができ、検針員の負担が大幅に軽減され、コストパフォーマンスも優れている。
請求のための後方ソフトは、パーパス(株)が開発した「クラウドAZタワー」を利用した。本クラウドセンターは、東洋計器製のタッチ検針に対応できる機能を保有している。
正起ガス(株)では、エネルギー新時代を迎え、LPガスの良さをお客様に理解していただくためには、東洋計器が提唱する「用途別分計」による「新・料金メニュー」は、不可欠になると考えている。
また、同社が開発した「料金表統合化支援ソフト」を活用して、料金表の合理化・統合化も進めて行く方針だ。
給湯帯や暖房帯など用途別の計測に基づく「新・料金メニュー」を、お客様にお知らせするため、周知パンフレットを作成し配布しているが、お客様から大好評を得ている。