東洋計器(株)マルチセンター　“ISMS認証”取得

2021年1月22日

東洋計器(株)(本社 長野県松本市、社長 土田泰秀)は、ガスメーター・水道メーターの開発・製造・販売事業者です。
併せて、メーター固有のデータ・機能を活かし、より良いサービスをお客様に提供する為、テレメータリングサービス (集中監視システム)を、35年以上前から、業界内でも先行して開発着手し、現在まで維持運営させて頂いております。
テレメータリングサービスは、お客様宅の有線系電話回線システムからスタートし、時代・環境に応じて、PHS網、FOMA網、特定小電力無線、LPWA等に対応するとともに、メーター(センサ部)からサービス迄を、ワンストップで開発・提供し続けています。2018年には、業界初のLTE-Cat.M1通信端末【IoT－R】を開発・販売し、累計約80万台が設置運用されています。

テレメータリングサービス受託センターの【東洋計器(株)マルチセンター】は、1999年から20年以上運営している【経済産業省認定保安機関】であり、24時間・365日有人でLPガス・水道の集中監視を行う共同センターです。この度、情報・データの取扱いやセキュリティ性の向上を目的に、2020年12月に、厳正な審査を通過し”ISMS認証” の取得を果たしました。
ISMS認証は、ISO(国際標準化機構)とIEC(国際電気標準会議)が共同で策定したISO/IEC 27001と呼ばれるマネジメントシステムです。個人情報を含んだ情報資産に対するリスク(漏洩等)に対応する為、ISMS認証で定められている「要求事項に対する管理策（100策以上）」をセンター運用に適用します。国内では、地方自治体・公益法人などで取得され、官公省庁の入札案件の中には、ISMS認証を参加条件に課しているケースも見られます。
本認証の取得により、お客様の大切な顧客データ(個人情報)を含めた情報資産を国際基準のもと、情報セキュリティ対策の実施・維持・継続的改善に取り組むことで、今まで以上に安全・安心にご活用いただけるセンター運営を行って参ります。

又、札幌バックアップセンター等の冗長化や、LPガスを燃料とした移動式非常用発電装置の備え、CTIシステム・CRMシステムの実施など、環境整備を継続しています。将来に向けては、様々な業務に対応可能とすることで、幅広くご利用いただけるコールセンターづくりを目指して参ります。