東洋計器(株) 各社LPWA対応
「マルチデータジャンクション(MDJ)」を開発
2022年2月24日
東洋計器(株)(松本市 土田泰正社長)は、LPWA端末の利便性向上を果たすため、様々な通信規格、異なる提供メーカー・センター間のデータ連携を容易とする新たなサービス「マルチデータジャンクション(略称:MDJ、商標登録・特許申請済)」の提供を今春より開始する予定です。
東洋計器は「通信端末:IoT-R(LTE Cat.M方式)」を開発販売し、この春には200万台に到達する見込みです。ガス業界において、LPWA技術を活用した様々な通信端末の普及が、急速に普及拡大しています。この様な市場背景に対して、10年運用など長期事業運用や、商圏の統合拡大などを想定した際、様々な通信規格、異なる提供メーカー・センター間のデータ連携を容易にすることが、ガス事業者様にとっての利便性・信頼性を向上させる事に繋がります。
MDJは、データ連携の際、技術的な課題であった各社独自方式部分(データ構成等)を吸収する変換プログラムを初めから備えることで、今まで以上にセンター間連携を容易とし、開発のスピードアップ・コストダウンに繋げます。また連携する相手方が連携し易い様に、各社の開発工数を最小とする役割も果たすことを目的としています。
MDJの利用で、東洋・KDDI/スマートセンターと各社データセンターの連携、ガス事業者様の基幹システムとの連携が容易になります。またA社とB社間のデータ連携部分もサービスとして請負う予定で、東洋計器のスマートセンター利用が必ずしも必須でない点も大きな特長のひとつと言えます。
MDJは、データ連携の際、技術的な課題であった各社独自方式部分(データ構成等)を吸収する変換プログラムを初めから備えることで、今まで以上にセンター間連携を容易とし、開発のスピードアップ・コストダウンに繋げます。また連携する相手方が連携し易い様に、各社の開発工数を最小とする役割も果たすことを目的としています。
MDJの利用で、東洋・KDDI/スマートセンターと各社データセンターの連携、ガス事業者様の基幹システムとの連携が容易になります。またA社とB社間のデータ連携部分もサービスとして請負う予定で、東洋計器のスマートセンター利用が必ずしも必須でない点も大きな特長のひとつと言えます。
【具体的な活用例】
①集中監視業務の緊急時連絡(7号業務)委託先の統合が図れます。コールセンター業務も集約委託が可能でワンストップの電話対応業務サービスが構築できます。
②各社LPWA端末の毎日検針データをMDJが集約し同一方式で出力することで、共同配送事業者等へのデータ提供も容易で、連携先が複数あることへの障害も軽減されます。
③認定販売事業者制度による商圏拡大・事業所統合等における供給エリア見直しにより、商圏移譲が伴った際のデータ連携をスムーズに行い、柔軟な対応を可能とします。
④新・料金メニュー、ガス器具劣化予測情報、Web明細(ガスるっく・水るっく)、見守りサービス、配送Naviアプリ、プリペイドサービスといったIoT-Smart7R(運用ソフト)の提供コンテンツが、各社LPWA端末でも技術的に同一画面・同一ソフトで運用可能となり、共存が図れます(※機能により一部除く)。
詳細については3月14日開催「第40回東計会」でご報告いたします。東洋計器(株)は、商品開発を積極的に進め、ガス・水道業界のスマート化を図り、業界の更なる発展と事業者及び需要家の利便性向上に貢献してまいります。