見守りサービス「見守りサービス」利用者に好評
八戸液化ガス株式会社様(青森県)
八戸液化ガス様(大黒裕明社長)では、平成17年末より“はちえき見守りサービス”を開始し、平成18年度より本格的な運用を行っています。利用者からは「離れて暮らす家族の元気でいる様子が分かって助かっている」「まるで一緒に生活をしているようだ」などと喜びの声が聞かれています。
八戸液化ガス様では、経済産業省の構造改善事業において、東洋計器の協力を得て、2年間にわたり「見守りサービス」の事業化に向けた調査を行ってきました。調査事業を通して得たノウハウを活用し、社内で「安否見守委員会」を結成して訪問営業や展示会での周知活動を進めています。
月額利用料は1,050円で、見守られる側(お年寄りなど)のガス利用状況を、離れて暮らす家族などへ電子メールで通知しています。
運用には東洋計器製集中監視システム「りんどう」のオプションソフト「見守りソフト」を活用しており、大幅な新規設備投資や業務変更もなく、スムーズに進んでいます。
離れて暮らす高齢者家族を持つ利用者からは、「離れて暮らす家族の元気でいる様子が分かって助かっている」「まるで一緒に生活をしているようだ」「メールによって生活の様子が確認できる」「このサービスをきっかけに会話も多くなった」などと喜びの声が聞かれ、改めてこのサービスがお客様そして時代に求められているサービスであることが分かります。
また、見守られる側のお年寄り自身がサービスに申し込むケースもあり、このサービスが一人暮らし高齢者の不安を解消する一助になっていることも分かります。
「安否見守委員会」では、来年3月までに200軒の獲得を目標としており、今後は秋の展示会でのPRや、お盆などで帰省した家族への周知、介護施設への周知を予定しています。また、無線ペンダントによる緊急通報サービスも追加して事業を広く展開していきます。
大黒社長は、「私たちは改めてLPガスの特長を見直し、LPガスだからこそ備わっている長所をお客様にアピールしなければならない。見守りサービスを確立すれば、八戸市の地域は生活するのにとても安心であり、またそれがLPガス事業者の協力によって構築されたものだということが分かれば、この見守りサービスはとても有力な武器となる」と話しています。
尚、東洋計器では「見守りサービス」の展開が今後のLPガス事業の発展に繋がればと考え、同社内にある共同集中監視センタ「東洋計器マルチセンター」にて業務代行のサービスを提供しており、ガス会社様は自社でセンターを持たなくても、この「見守りサービス」を展開することができます。
見守りサービスのしくみ
掲載年月:2006年7月