東洋計器(株) 「IoT-R」累計出荷数3年半で200万台を突破
2022年6月9日
東洋計器(株)(松本市 土田泰正社長)では、開発したLPWA技術によるIoT端末機・商品名「IoT-R」の累計出荷数がこのほど200万台を突破しました。
IoT-Rは第1号を平成30年10月に設置して以来、順調に出荷を伸ばし、令和4年6月6日に累計出荷数2,000,602台となりました。
IoT-Rが評価され、設置が進んでいるのは、
- コストパフォーマンスに優れ、導入効果の数値分析が明確であること。
- 200万台に及ぶ圧倒的な導入実績があること。
- ガスるっく・プリペイド・新料金メニュー・器具劣化情報・配送Naviなど多彩なコンテンツが完備されていること。
- マルチデータジャンクション構想など将来展望が明確であること。
- 営業現場・技術陣・ハード開発・ソフト開発・マルチセンター各部署が一体となって推進する社内体制がしっかり構築され、
ガス事業者へのサポートが充実していること。 - 大規模設備の残量監視、炭酸ガスの管理、コミュニティガス施設管理の自動化、パワーコンディショナーの通報監視、
水道メーターの自動検針など、多様な用途にも活用できること。
などの理由によります。
IoT-Rを6ヶ月で取付け、ゴールド認定を取得したある企業では、IoT-Rの導入効果等について、次のような感想を述べています。
- 販売拠点を10箇所から5箇所に集約。
- ゴールド認定取得により、お客様との新しい関係構築と、社外への信頼が向上。
- IoT-Rの抜群の施工性と東洋計器の社員一人一人のサポート力の高さ。
- 2割あった社員検針の廃止、滞納客開閉栓業務の遠隔化。
- 二週間かかった検針期間を同一日に集約化。
- 配送員の夏期期間週休三日制にする働き方改革の推進。
- ビッグデータの高度活用化。
なお、IoT-Rは極めて高い通信成功率を得られていますが、設置環境の影響で通信が難しいエリアにはサブ通信システム「IoT-R wan」を用意し、限りなく100%自動検針ができる商品構成を整えております。
今後、東洋計器(株)では、次の目標であるIoT-Rの累計出荷数300万台を目指し、併せて、DXの鍵となる各種コンテンツの普及拡大に努めていく方針です。
また、マルチセンターの受信件数も200万件を突破し、今後300万件達成を目指してまいります。