スマートメーターの概要
スマートメーターで取得したデータを、LTE 回線を利用してスマートセンターへ送り、遠隔で検針値等の水量データ取得を実現するしくみです。時間単位のデータ送信、及び双方向通信も可能です。
特長
- 一体型(AXs)でも、分離型(IoT-R使用)でも同様の運用が可能です。
- ゲートウェイが不要です。AXsまたはIoT-R(W)を設置すれば、直接基地局に通信が可能です。
- 需要家宅の通信回線に全く依存せずに双方向通信が可能です。
- AXs、IoT-R(W)共に電池式のため、取付け場所の制約がありません。
- 通信料は定額です。
活用のメリット
自動検針による省力化・効率化を実現
オフィスビル、テナント、オートロックマンション、積雪時の検針、ボックスのフタを開けるのが難しい場所の難検針を解消できます。

不明水の確認に活用
山間地等で冬期間検針できないときの不明水の調査、減免措置、検針値認定の業務が軽減されます。

漏水の早期発見に
宅内、空き家、大寒波時の漏水有無を早期に確認頂けます。
災害時の配管破裂等による漏水有無の早期発見にもご活用頂けます。

水資源の有効活用
特定の曜日や時間帯の水使用実態を把握した配水運用で、水資源の効率化につながります。

管路最適化への基礎データとして活用

ロードサーベイデータ活用
必要時に事業者様が遠隔で設定することが可能です。
※メーターのロードサーベイ機能:1分~ 99分×64データ(1分間隔で設定可能)
※ 本運用の場合、電池寿命は8年とは異なります。

アラームリセットに活用
漏水や逆流などのアラームを水道事業者様が遠隔でリセットすることができます。

随時検針
任意のタイミングで浄水池や配水池の水使用量を確認することで、水の需要変化に応じた水量調節等にも役立ちます。また、浄水設備や配水設備におけるトラブルの早期発見にもつながります。
設置事例のご紹介
東京都水道局様 先行実装プロジェクト
(地下室のメーターに設置)

大阪市水道局様 実証実験
(鉄製蓋の上に駐車している状態での通信)

横浜市水道局様 モデル事業
(325 件大規模マンションへ設置)

松本市上下水道局様 実証実験
(冬期間検針困難な山間地での通信)

K市上下水道局様
(鉄製メーターボックスでの通信)

片品村農林建設課様
(積雪により冬期検針が困難な山間地に設置)

上越市ガス水道局様
(1m以上の積雪下での実証実績)

冬期

夏期(参考)
唐津市上下水道局様
(定期船を使って訪れていた島の検針に活用)


上越市ガス水道局様
(IoT-Rで導入が容易となったことから、見守りサービスの実証を実施)

民間工場様
(工場各所の毎時流量把握の為に導入)

※ 設置環境により電界強度が低下することがあるため事前確認を推奨します。
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