2025年11月14日 秋深まる信州を歩く
秋色の霧ヶ峰高原
10月下旬、⻑野県南信地方にある霧ヶ峰高原に行ってきました。
最高峰の車山から鷲ヶ峰(わしがみね)にかけてなだらかな起伏が続く草原地帯で、八ヶ岳中心高原国定公園に属しています。花期になるとレンゲツツジやニッコウキスゲなどのさまざまな高山植物が色とりどりに咲き、秋が深まると美しい紅葉を見せてくれます。
霧ヶ峰高原をはじめ標高1,500~1,900mの高原地帯を横断するように走っているビーナスラインは、茅野市街から美ヶ原高原へと続く全⻑75.2kmの山岳観光ドライブルートです。360度の大パノラマが眼前に広がり、四季折々の雄大な自然を楽しむことができます。


三峰大展望台からの景色。
霧ヶ峰には車山湿原、八島ヶ原湿原、池のくるみ踊場湿原の三大湿原があり、国の天然記念物にも指定されています。年間を通して約400種類以上の亜高山植物を見ることができるそうです。
今回は、標高1,630mに位置する⻩⾦色の八島ヶ原湿原に立ち寄ってみました。湿原や草原が色付くことを「草紅葉」といい、木々の紅葉よりも少し早く始まります。湿原を囲うように散策路が整備され、晴れている日には八島ヶ池の美しいリフレクションも楽しむことができます。



マユミ。秋になると薄紅色の果実をつけ、割れると真っ赤な種子が顔を出します。

『あざみの歌』の歌碑です。アザミの花に思いを寄せて作詞されたそうです。

晩秋の上高地
この日は見事快晴で、晩秋の美しい上高地を堪能することができました。


河童橋周辺より穂高連峰を仰ぐ

奥穂高岳から⻄穂高岳への岩稜

白樺荘前堤防より

梓川河原より

焼見橋を渡る

焼岳

明神岳

エメラルドブルーの清冽な梓川

中川橋を渡る

静かな小梨平(こなしだいら)

カラマツの⻩葉

落葉の絨毯

上高地一の一位(イチイ)の大木

岳沢湿原

岳沢湿原より
岳沢湿原でさまざまな苔に出会いました。日本には1,700種類以上の苔植物が生育しているといわれ、蘚類(せんるい)・苔類・ツノゴケ類の3つのグループに大別されます。国内で最も多く自生するのは蘚類だそうです。
苔は生育環境に応じて適応する能力があり、天候による水分量や光量の変化によって姿や色が変わるため、素人では種類を特定するのは難しいといわれています。たしかな名前は分かりませんが、いろいろな苔を楽しむことができました。上高地では、光を集めて反射することで発光しているように見えるヒカリゴケという珍しい苔も見ることができるそうで、いつか出会ってみたいものです。






※掲載されている情報は、撮影当時のものとなります。
撮影:代表取締役会長 土田泰秀



















