2019年6月27日 野鳥の集う「らいちょうの森」
「らいちょうの森」
平成2年4月29日(みどりの日) 本社移転を記念して玄関前のスペースに社員・家族・協力会社・旧地権者の皆さんで、1人1本ずつ植樹をしました。朴や栃、櫟、楢、白樺、ソヨゴ、山茱萸、花梨、七竃など約1000本の苗木が植えられたその場所は「らいちょうの森」と名付けられました。
植樹から30年が経ち、今では野鳥たちが集う自然豊かな森へと成長しています。
ノスリの営巣
「らいちょうの森」に植えられている針葉樹 ドイツトウヒに、 今年は初めて猛禽類のノスリが巣を作りました。
ノスリは他の鷹と比べて、体の色が茶色っぽく、ずんぐりとしており、
虹彩が茶色でつぶらな瞳をしています。
同じ猛禽類のハイタカやハヤブサよりも少しかわいらしく見えます。
天気の良い日は、よく通る声で鳴きながら、青空を優雅に飛んでいます。
ノスリは翼を広げたまま空中にとどまり、餌であるネズミやモグラを探します。
目が非常に良く、視力が人のおよそ8倍もあるそうです。
- ノスリ撮影:電算部 古厩裕之
コゲラの巣
「らいちょうの森」の木の幹に小さな穴がありました。コゲラの巣のようです。
コゲラはキツツキの仲間で、日本にいるキツツキの中では1番小さいといわれています。
セキレイ
朝にはセキレイが出勤した社員を迎えてくれます。
チョコチョコと歩く姿はとても愛らしく、ついつい目で追ってしまいます。
「らいちょうの森」には他にもウグイスやツバメ、カッコウ、メジロ、ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラなどの鳥がいます。
本社にお立ち寄りの際は、ぜひ足を止めて頭上を見上げてみてください。